病原体等の輸送用包装容器 ~カテゴリーA容器(国連(UN)規格容器)

head-ao.gif病原体等の輸送用包装容器 ~カテゴリーA容器(国連(UN)規格容器)

現在では、国産のカテゴリーA容器が市販されるようになっております。
国内外の製品については、各メーカーのカタログ等を参照してください。


カテゴリーAの病原体等の輸送時は、必ずカテゴリーA用の容器を用いて基本三重梱包で送る。
(WHO 感染性物質の輸送規則に関するガイダンス P16~22 参照
  カテゴリーA容器を用いなければならない臨床検体についてはP36~37を参照。 )

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各容器の特性

一次容器
病原体等を入れるための「強固な防漏性」容器。
二次容器
一次容器を入れるための「防漏性」かつ「非常に気密性の高い国連(UN)規格容器」。
★★★二次容器は気密性を高める必要があるため、ドライアイスは絶対に入れないこと!
三次容器
二次容器を入れて「輸送時の衝撃から保護する壊れにくい国連(UN)規格容器」。

注:カテゴリーA容器の二次容器と三次容器は、決められた組合せの国連(UN)規格を満たしたものを使用してください。

要注意!

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密閉型のプラスチック容器(二次容器)内には絶対にドライアイスを入れないでください。
運搬中に容器が破裂します。

ドライアイスを入れる場合は三次容器または オーバーパックの中に入れてください。

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