病原体ゲノム解析研究センター

病原体ゲノム解析研究センター

感染症に関連する宿主遺伝子および病原性微生物の遺伝子解析・収集を行い、これらの解析結果の提供、ならびに関連する調査・研究を実施する。

第一室(感染症関連遺伝子解析室)

感染症に関わる宿主遺伝子の探索と解析を行っている。また、ヒトパピローマウイルスの病原性に関する基礎研究や実験室診断、及びヒトパピローマウイルスに対する感染予防ワクチンの国家検定や開発研究を行っている。

第二室(病原性微生物遺伝子解析室)

ヒトに病原性を持つ微生物のゲノムと蛋白質の構造と機能に関する研究を行っている。また、臨床検体からの感染症に関わる宿主遺伝子、病原性微生物ゲノムの探索と解析を実施している。あわせて、対象とする病原体のゲノムの塩基配列と遺伝子産物の構造、機能等に関する情報を集めたデータベースを構築し、情報提供する。

第三室(病原体ゲノムデータサイエンス室)

総合的な感染症対策支援のため、データサイエンス技術を用いた病原体ゲノム情報に関する研究を行っている。感染症に関わる病原体ゲノム情報にメタデータ(地理情報等)を統合して影響度を評価し、実地疫学や感染動態の把握に必要な情報を支援する。