予防接種研究部
予防接種研究部は、予防接種に関する科学的エビデンスを創出することを通じて、予防接種政策に貢献することを目指しています。具体的には、定期接種化の検討に際して用いられるファクトシートの作成、現行の予防接種に関する効果および副反応のモニタリング、予防接種の普及に資する取組、血清疫学調査の企画・実施、ならびに国内血清銀行の管理を行っています。さらに、これらの成果を公表するとともに、広く一般への情報提供を行っています。
第一室:予防接種政策室
予防接種政策室では、ワクチンの接種状況や有効性、費用対効果を分析し、科学的根拠に基づく予防接種政策を支えています。新規ワクチンの定期接種化の検討に必要なファクトシートの作成、需要予測や接種率の評価を通じて、よりよい予防接種施策に資するエビデンスを創出しています。
第二室:予防接種安全性評価室
予防接種安全性評価室では、厚生労働省に報告された予防接種後の副反応疑い報告データをもとに、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)と連携して集計・分析を行っています。また、間違い接種報告の分析や予防策の検討、接種に関する意向調査などを通じて、予防接種が国民にとって安心かつ安全に実施されるための取り組みを行っています。
第三室:予防接種普及室
安心安全な予防接種には、ワクチンやワクチンで予防可能な疾患の理解がとても大切な土台となります。予防接種普及室では、それらを「知る」のに役立つ情報や資料を、接種を受ける方とそのご家族、保育・学校関係者、自治体関係者、医療従事者等の方々へ、広く手に取りやすく、活用していただけるよう、資材の作成や研修等に関する業務、研究に取り組んでいます。
第四室:血清疫学室
血清疫学室では、ワクチン予防可能疾患を対象に血清疫学調査を実施し、集団免疫の状況や免疫ギャップを科学的に評価しています。抗体保有率の解析を通じて年齢別・性別の感染リスクを明らかにし、効果的な予防戦略やワクチン政策の立案に寄与するエビデンスを創出します。基礎から応用まで幅広い手法を用い、公衆衛生の向上と次世代研究者の育成にも取り組んでいます。
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