昆虫クイズ
国立感染症研究所
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知ってる?
衛生昆虫のホントとウソ
Medical Entomology Mini Quiz
身近な蚊やマダニにも、意外と知られていないことがたくさんあります。
「ホント?」「ウソ?」を考えてから、答えを開いてみてください。
蚊に刺されたら、
最後まで血を吸わせたほうが
かゆくなくなる?
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答え:ウソ!
蚊に刺されたあとのかゆみは、 蚊が吸った血の量そのものではなく、 吸血するときに皮膚へ入る 唾液成分に対する体の反応 が主な原因です。
そのため、 「最後まで吸わせれば、唾液も回収されて かゆくなくなる」ということはありません。
蚊は吸血するとき、 血が固まりにくくなる成分などを含む唾液を 皮膚へ送り込みます。 この唾液成分に対する免疫反応が、 赤みや腫れ、かゆみにつながります。
蚊は、オスもメスも
人の血を吸う?
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答え:ウソ!
人や動物から吸血するのは、 基本的にメスの蚊です。
多くの種類では、 メスが卵を発育させるための栄養源として 血液を利用します。
オスの蚊は吸血せず、 花の蜜や植物由来の糖分などを利用します。 メスも普段の活動エネルギーとして 糖分を利用しています。
マダニは木の上から
人めがけて飛び降りてくる?
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答え:ウソ!
マダニは、 鳥のように飛んだり、 バッタのように跳んだりして 人に飛びつくわけではありません。
草むらなどで待ち構え、 人や動物が近くを通ったときに 体へ付着します。
マダニは地表近くの草や低い植物などにいて、 通りかかった宿主に付着します。 野外では肌の露出を減らすことも マダニ対策のひとつです。
殺虫剤を使っていると、
蚊がその殺虫剤に
強くなることがある?
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答え:ホント!
蚊の集団では、 殺虫剤に対する抵抗性が 発達することがあります。
もともと生き残りやすい性質を持った個体が 次世代を残すことを繰り返すことで、 殺虫剤が効きにくい集団になる場合があります。
殺虫剤抵抗性は、 衛生害虫の防除を考えるうえで とても重要な研究テーマです。
蚊は、世界の人々の健康に
大きな影響を与える生物のひとつ?
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答え:ホント!
蚊は、 マラリア、デング熱、日本脳炎など、 さまざまな感染症の病原体を媒介します。
そのため、 蚊の生態や分類、防除方法を研究することは、 世界の公衆衛生にとって重要です。
WHOによると、 マラリアだけでも世界で年間数十万人規模の死亡が 推計されています。 蚊は単なる「刺す虫」ではなく、 感染症対策の重要な対象です。
虫を知ると、世界が少し違って見える。
衛生昆虫には、まだまだ面白い「ホントとウソ」があります。
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